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眼の病気

医療法人 医聖会

近藤眼科

近藤眼科和歌山診療所

南森町眼科クリニック

OCT(光干渉断層計)

 

OCT(光干渉断層計)検査を導入しました

 

OCTとは??

 

網膜観察を非接触、非侵襲で行うため、患者様への負担も少なく検査できます。

 

また7ミクロン以上の高解像度で画像を描出することにより、黄斑部疾患や各種網膜疾患の検出、早期発見、経過観察を行うことができます。

 

これまで眼底写真等で平面的な情報しかえられなかったものが、網膜の断層を確認できることで3次元的に病態を捉え、病態の大きさ、位置、形状、分布等を把握することが可能となる医療機器です。

OCT機器の写真


OCTの導入でどうなるの?

 

眼底検査や眼底カメラ撮影など従来の診察だけでは解りにくい網膜(カメラに例えるとフィルムの部分)の状態、 特に黄班部(網膜で最も視力に関係する大事な部分)の断面を観察することにより、網膜疾患や黄斑部疾患の早期発見、 その治療方針の決定や治療効果の判定に役立てることが出来ます。 OCT検査が力を発揮する代表的な疾患は、加齢黄斑変性、黄斑上膜、黄斑円孔、黄斑浮腫などです。

 

 

●正常な眼底

 

octの正常眼底 octの正常眼底

 

 


 

●加齢黄斑変性症

 

■どういう目の病気??

 

加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)は、加齢が原因で起こる眼の病気ですが、早い方では40代でも発症します。

 

特に男性に多いと言われており、欧米では失明※の主要な原因として以前から知られていましたが、日本では、失明という深刻な事態を招きかねない病気であるにもかかわらず、一般にはまだ良く知られていません。

 

加齢黄斑変性における失明は「社会的失明」と呼ばれ、中心の視力障害をきたすものの、光を全く感じられなくなるわけではありません。

 

高齢化に伴い増加しつつある現代的は病気です。

 

 

octの正常眼底 octの正常眼底

 

 

 

 


●黄斑上膜

 

■どういう目の病気??

 

網膜の中心部を黄斑部といい、網膜の中に物体を特に鮮明に感じる事ができる大切な場所があります。この黄斑部の上に膜ができる病気のことを言います。

 

■どんな症状??

視力低下、変視症など加齢。その他に症状や網膜剥離、外傷などに起こります。

 

■治療方法は??

硝子体手術 視力は向上することが多いが、変視症は残存することが多い 高齢者では硝子体手術により白内障が進行するので白内障手術も同時に行う

 

視力低下や歪みが強い場合には、手術で膜をとります。

 

手術により、視力や歪みの症状が改善していきます。 黄斑上膜が発生し、長期間経ってからでは手術が成功しても視力の回復が困難になりますので、早めに治療をしたほうがよいと思われます。

 

 

octの正常眼底 octの正常眼底

 

 


●黄斑円孔

 

■どういう目の病気??

 

中心窩と呼ばれる所の網膜に穴(孔)があいてしまう病気です。

穴自体は直径1ミリメートルに満たないとても小さなものですが、最も視力が鋭敏な部分にできるため、大きな影響が現れます。

 

完全な穴が形成されてしまうと、視力は0.1前後(近視などは矯正した状態で。以下同様)になってしまいます。

 

 

■どんな人に多いの??

 

高齢者、とくに近視の人に多い この病気は硝子体の収縮が関係して起きるので、後部硝子体剥離が起こる60代をピークに、その前後の年齢層の人に多発します。

 

とくに、硝子体の液化が進みやすい近視の人や女性に多い傾向があります。

 

網膜硝子体界面の加齢性変化により、網膜が中心窩から放射状に牽引され嚢腫ができ、さらに前壁が消失して円孔が形成される。

 

強度近視眼に生じると網膜剥離の原因となり、臨床像 突然の視力低下、変視症が見受けられます。

 

 

 

■症状は??

 

円孔形成があり網膜色素上皮が露出 

 

これにより、本来は少し凹んでいるはずの中心窩の網膜が、平坦になったり前方に浮き上がったりします。

浮き上がった網膜の内部には、袋のような空洞(嚢胞〈のうほう〉といいます)が形成されます。

この状態が第一段階では、視力はまだ0.5程度はあり、ふだんは両眼で見ているので気付かないこともあります。

 

 

■治療方法は??

 

硝子体手術により円孔閉鎖: 早期であれば視力もかなり改善 黄斑円孔は、少し前までは治療法がありませんでした。

 

しかし今では手術によって、視力を取り戻せるようになっています。

 

まず後部の硝子体を切除します。

硝子体はそれほど重要な役目がある組織ではないので、切除しても視覚に直接的な影響はありません。

 

次に、眼球内部にガスを注入します。手術は基本的には、これで終りです。

 

術後は円孔周囲の網膜がガスで抑えつけられている間、円孔が小さくなっています。

 

すると、円孔中心に残っているわずかな隙間にグリア細胞という、周囲の細胞をつなぎ合わせる働きをする細胞が現れ、円孔を完全に塞いでくれます。

 

ただし、ガスは気体ですから、つねに眼球の上に移動してしまいます。

ですから術後しばらくは、ガスが円孔部分からずれないように、うつ伏せの姿勢を保つ必要があります。

 

これを守らないと、再手術が必要になる確率が高くなります。

 

 

octの正常眼底 octの正常眼底

 

 


●黄斑浮腫

 

■どういう目の病気??

 

黄斑浮腫は病名ではなく、状態を表す言葉です。

目の中の黄斑という部分、網膜の中にあり、一番敏感な部分に浮腫=むくみ、がでてくる状態を指します。

 

網膜の中心となる黄斑部に液状な成分がたまり、浮腫みを起こし視力が低下する病気のことを言います。

 

中心性網膜症や高血圧網膜症、網膜動脈瘤、糖尿病網膜症、網膜静脈分閉塞症など、様々な病気が、黄斑浮腫の原因になります。

 

これらの原因から視力にとって最も重要な部位である黄斑部に浮腫が生じることを言います。

 

 

 

■どんな人に多いの??

 

糖尿病による黄斑症としては、血管障害の影響による黄斑のむくみ(黄斑浮腫〈ふしゅ〉)がよくみられます。網膜症による失明予防のために行った光凝固をきっかけに、黄斑浮腫が起きることもあります。

 

■症状は??

 

視力低下、ゆがんで見える(変視症)、ぼやけて見える(霧視)などです。

 

■黄斑浮腫の検査

 

視力測定、眼底検査のほかに、OCT(光干渉断層計)の撮影が役立ちます。

視力は、症状の経過観察における指標として重要です。

 

眼底検査では、黄斑部の網膜の上にある膜やそれにより生じた網膜の引きつれ(しわ)を観察します。

 

これらに加え、OCTでは、網膜の断層像がとれます。OCTでは、浮腫の形状や範囲をより正確に観察することができます。

 

 

■治療方法は??

 

黄斑浮腫の治療法 まず、上述のような原因となる病気の治療が必要です。

 

それにより浮腫(むくみ)がすぐに解消する事が先決ですが、なかなか解消せず浮腫(むくみ)が続くと、だんだん網膜の神経が傷み、機能が戻らなくなってしまうことがあります。

 

一つは局所の浮腫(むくみ)をとる働きがあるステロイドの局所注射があります。

そこで、比較的長い期間効果を持続するケナコルトというステロイド製剤を、結膜下に注射します。

 

ときに、この薬のために眼圧が上がることがありますの で、注射をしたら約一週間後に眼圧測定のために来院していただく必要があります。また、眼圧が上昇したら、そのための治療(主に点眼薬)をする必要が出てきます。

 

この方法で効果がない場合には、硝子体手術という入院が必要な局所麻酔を行う場合があります。

 

いずれも、治療後直ちに見えるようになるわけではなく、時間をかけてゆっくり回復を待つ必要があります。

 

発症から治療までの時間が長いと、回復に限度があることもある為、黄斑浮腫の原因となる病気の状態によっては、再発を繰り返すことがあるので早めの受診をおすすめします。

 

octの正常眼底 octの正常眼底

 

 


●網膜静脈分枝閉塞症

 

octの正常眼底 octの正常眼底

 

 

 

 

 


■緑内障モード■■

 

乳頭周辺の網膜神経線維層の厚さを測定し、GCA(網膜神経節細胞層・網膜内網状層のみを取り出して選択的に想定したもの)という 新しい解析プログラムも搭載しており、視神経障害が始まっていても通常の視野検査では検出できない極早期緑内障の検出も可能となって来ています。

 

●正常眼底

 

octの正常眼底 octの正常眼底

 

 

網膜神経線維層の厚さ
octの正常眼底
GCA
octの正常眼底

 

 

 

●正常眼圧緑内障(右極早期?・左初期)

 


octの正常眼底

 

網膜神経線維層の厚さ
octの正常眼底
GCA
octの正常眼底

 

●正常眼圧緑内障(右極早期?・左初期)

octの正常眼底
 
●正常眼圧緑内障(右極早期?・左初期)

octの正常眼底

 

 

網膜神経線維層の厚さ
octの正常眼底
GCA
octの正常眼底

 

 

●ハンフリー静的視野検査

octの正常眼底

 

当院から最後に、、、

 

当院では、一般的な眼圧検査・眼底検査(眼底カメラも含む)・視野検査などをおこなった上で、病状に応じてOCTもおこない、 これらの検査結果を総合的に判断して網膜診療と緑内障診療にあたっております。

 

また、私たちは、常に新しいものに目を向け、進歩する医療と患者様のニーズに応えるためスタッフと共に向上心を持って診療に取り組んでいます。 器械が変わったことにより、戸惑っておられる患者様もおられるようです。 もしご質問等がございましたら、最寄りのスタッフまたは院長までお気軽にお尋ねになって下さい。