眼のおはなし Vol.1 モノが見える仕組み

皆さん、こんにちは。今年からスタッフによるミニコラムを始めることになりました。
日々、患者様と接していくなかで、皆様がよく疑問に思われていることを中心に眼についてのあれこれを書き記していきたいと思っております。このコラムを通して、眼や当医院を身近に感じて頂ければと思っています。

さて、第1回目の今日はモノが見える仕組み「視機能」についてです。

眼はよくカメラに例えられることがありますが、皆様はご存知でしょうか?
カメラはシャッターボタンを押すと光がレンズを通り、それがフィルムに像として焼き付けられるという仕組みになっています。眼も同様に瞳から入った光は角膜と水晶体を通り、網膜で像を結びます。図に表すとこのような感じです。

『このイラストは「目と健康シリーズ(http://www.dm-net.co.jp/metokenko/)」より許可を得て引用しました。』

 

まず、角膜の手前で皆さんの眼を守っているまぶたはカメラのレンズキャップと言えるでしょう。

そして眼に入った光は角膜(フィルター)を通過します。

角膜の奥には虹彩(しぼり)があり、眼の奥に入る光の量を調節しています。虹彩の中央には瞳孔があり、明るいところでは小さくなり、暗いところでは大きくなります。

瞳孔を通過した光は水晶体(レンズ)で屈折します。

水晶体は厚さ約5ミリの透明の組織で毛様体(ピント)から出る細い糸によって固定されています。毛様体の筋肉の伸び縮みにより、水晶体の厚みが調節されピントが合わせられます。

遠いものを見る時は水晶体が薄くなり、近いものを見る時は厚くなり、常に網膜のところでピントが合います。

水晶体の後ろは硝子体(カメラ内部)という透明な組織で眼のかたちを内側から支える役割をしています。

網膜(フィルム)は光の明るさや色合いを感じ取る視細胞があり、ここに到達した光の情報は視神経を通り、脳の中のフィルムの現像プリント工場にあたる部分に送られて映像となります。

 

モノが見える仕組みについて、お分かりいただけましたでしょうか。

次回は近視についてお話したいと思います。