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白内障についてCataracts

白内障とは?

人間の眼球は、よくカメラに例えられます。一番奥の「網膜(もうまく)」と呼ばれる「フィルム」にピントを合わせるための「レンズ」、これを「水晶体」といい、透明なタンパク質で出来ています。このレンズ自体が白く濁ってしまうのが「白内障」です。透明だったタンパク質が年齢と共に変性し、白く黄色く濁ってしまいます。そうすると濁ったレンズを通した光がフィルムに届くため、すりガラス越しに向こう側を覗くような状態となります。濁り方によって見えにくさの症状もそれぞれで色々な訴えがあります。

白内障で起こる症状

「全体が霞んで見えにくい」「物が二重にも三重にも見える」
「近眼が進行した(手元が見やすくなった)」「光がまぶしく感じる」

レンズの働きをする水晶体が白く濁るため、目の前に霧がかかったようになります。

白内障日帰り手術について(堺本院で行なっております)

白内障の手術は日帰りが一般的です。手術時間は約10~15分程度で、入院を要せず手術を受けた日に帰宅できる健康保険適応の手術です(一部保険適応外あり)。平成23年から28年にかけての手術実績は約1,000件。経験を積んだ医師の技術と最新の治療機器・検査機器をご用意し、安全で信頼いただける環境を提供いたします。

白内障の手術方法

「白内障の治療=手術」になります。手術の傷口は、縫合しなくても閉鎖する切開方法で行います。縫合する場合がありますが基本的には無縫合ですので、後日の抜糸も必要ありません。手術後数回診察が必要になります。

  • 1洗眼・消毒消毒液で白目の部分の常在菌を洗い流し、瞼の部分もしっかりと消毒します。
  • 2点眼麻酔局所麻酔で行う手術です。目薬での麻酔ですので、麻酔自体も痛くありません。手術中は触れる感じ・水がかかる感じは残りますが痛みはないのでご安心ください。
  • 3前嚢切開耳側の角膜(黒目の透明部分)に約3mmの切開を行い、水晶体を包む袋の前面を丸く切り取ります。その後、水流の力で袋と水晶体を分離します。
  • 4水晶体
    乳化吸引
    超音波を発振する手術器械で、白内障となり濁った水晶体を細かく砕きながら吸い取ります。その時、元々水晶体が入っていた薄い袋は残し中身だけきれいに吸い取ります。
  • 5眼内レンズ
    挿入
    残した薄い袋の中に、人工レンズを挿入します。当院ではインジェクターという物を使用し、大切な眼内レンズが睫毛等にあたり、細菌で汚染されないようにしております。

白内障手術のスケジュール

  • 白内障外来
  • 術前検査
  • 術前説明日
  • 手術当日
  • 術後の診察

白内障外来に来ていただき、手術前検査・説明日・手術日の予約をとっていただきます。

<完全予約制>

術前検査では、視力検査・眼圧測定などのいつもの検査に加え、血液検査や散瞳検査(眼底検査)などを行います。術前の必要な検査を行い、次の診察の予約をとります。

散瞳検査をしますので、お車やバイクを運転して来ないでください。
採血がありますので、お食事は2時間前までにすませて来てください。

<完全予約制>

医師より、手術が可能かどうか、手術の説明や手術日時の決定などのお話があります。手術についての説明がございますので、できればご家族の方も一緒にお越し下さい。

この日に手術に関しての不明な点や、不安や心配なことなど何でも
医師にご相談して下さい。

<完全予約制>

手術予定の1時間前に来院していただき、手術前の準備を始めます。目薬を点眼し瞳孔を開きます。瞳孔が開くまでの待ち時間の間に、血圧測定や体温測定などを行います。瞳孔が開いてから、術着に着替えていただき、手術を行います。手術は10~15分くらいで終わります。

手術同意書をお預かりします。忘れないようにお持ちください。

手術後3ヶ月以内は、頻繁にお越しいただくことになります。 指定の日には必ず受診してくださるようにお願い致します。毎回、検査をさせていただきますが、術後の経過を診るのに大切な検査です。

感染予防のため、手術後3ヶ月は点眼を続けて頂く必要があります。

白内障手術後の見え方について

眼鏡
白内障の手術後は、眼鏡が必要です。人工の眼内レンズはピントの調節ができませんので、メガネなしで遠くも近くも両方 良く見えるという訳にはいきません。基本的には遠くがよく見えるようになりますので、手元用のメガネ(老眼鏡)が必要と なります。乱視の状態や生活習慣は一人ひとり異なりますので、それぞれに適した眼鏡の作成をご提案いたします。
視力
とくに目に他の病気がない方は、メガネを合わせることで1.0以上の視力となります。しかし、糖尿病網膜症や黄斑変性 症・緑内障など目に病気のある方、病気はなくても加齢等の原因で神経(網膜・視神経・脳)自体が弱っている方の場合は、 視力が回復しにくいことがあります。目の状態によっては、手術前とほとんど変わらない場合もあります。
眼内レンズ特有の見え方
暗いところで光がにじんだり、光の周囲がぼんやり見えたり、コントラスト・感度の低下や見え方の質の低下が起こることがあります。
術後の生活について
合併症を併発しないかぎり、挿入した眼内レンズをとりだすことはありません。また特別な手入れなどは必要ありません。眼内レンズの素材は40~50年以上もつといわれています。切開も小さく、あまり手術の時間もかかりませんが、感染症や炎症を起こす可能性もありますから、薬が処方されます。目薬は指示どおりきちんと点眼してください。手術直後には安静にする必要があります。しかし反対側の目を使うことは差し支えありません。翌日からは疲れない範囲でテレビを見たり本を読むこともできます。

白内障日帰り手術は堺本院で行なっております。